砂の美術館 接近編
砂で表現した、東南アジアの世界。
いろいろな国が交じり合っているところもあったり、
ひとつの印象的な都市が形どられていたり。
アプサラダンスでしょうか。
指先と首の動きがとっても特徴あるダンス。
踊っていない静止した砂の世界でも、その動きだと感じられるのは、
やっぱり独特の舞踊であるからでしょうね。
ややのっぺりとした印象でもあるこちらの展示。
インドネシアのボロブドゥール遺跡だそう。
同じ像でも年代や土地によって造りがいろいろだから、
もしかすると実際もこういう質感のものなのかも。
棚田のうねりと陰影がよく出ていた作品。
稲作の風景がアジアらしくって、ノスタルジックな雰囲気を
醸し出していました。
熱帯の密林と動物たち。
ここの彫刻はとても入り組んでいて、遠くから眺めても
よく目立って凹凸が際立っていました。
実際、アジアの遺跡は密林の中に何年もうもれていたところもあり、
熱帯雨林とアジアの遺跡は切り離せない密接なもの。
そして、アジアの神秘的でエキゾチックな雰囲気を、
この砂の色味がぐんと惹き出しているようにも思えました。
砂の美術館は、毎年テーマを変えて展示が行われるそうです。
屋外にもいくつか作成途中のものがあったりと、
まだまだ発展していきそうな気配。
次回はどんな世界旅行ができるのでしょうか。
鳥取砂丘 砂の美術館
鳥取市福部町湯山2083-17
TEL:0857-20-2231
開館時間:9:00~20:00
※ 夜間に行かれると、照明の雰囲気がかわって素敵かもしれません
by sotora2011
| 2013-09-21 22:45
| 旅